【一級建築士】記述の勉強方法 

夏休みが終わると作図が終わって、いよいよエスキスと記述が本格化します。とはいえ作図エスキスとは違って記述は解答例を渡されるだけだし、土日は学校に缶詰めだし、平日は生きて復習と宿題するのに必死だしで、落ち着いて記述を勉強する隙間なんてどこにもないですよね。

そんな中でもどうにかして記述を覚えるために、R3に私がやっていた勉強方法とかコツをまとめてみました。製図受験生の方のご参考になれば幸いです。

もくじ
1.まずは記述の「型」を知る
2.当年度の解答キーワードを暗記する(インプット)
3.暗記したキーワードを型にあてはめて、「建築士らしい文面」で作文する(アウトプット)
4.文字のきれいさ(読みやすさ)について

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【一級建築士】製図初受験生が7月末(開講直後)までに知っておくとよさそうなこと

一級建築士の学科に合格された方に向けて、去年の私が開講直後に知りたかったようなことを書いてみました。設計製図の試験って専門の用語や隠語が飛び交う独自の世界なので、予備知識を持っていた方が面食らわずに済むと思うからです。というか私は面食らいました。世界のルールは早めに知っておいた方が攻略しやすいです。なお、この記事は総合資格に通っている方向けです。私は総合資格の短期しか知りませんので。

1.製図試験の予備知識

短期と長期

  • 製図試験の受験生は3種類いる。短期、中期、長期。
  • 今年学科試験に受かったみなさんは短期生です。受験番号が5で始まる方。製図試験までの勉強期間は2ヶ月半。
  • 中期と長期は去年までに学科に受かった方。「過年度生」とか「既受験者」とも呼ばれる。長期は2月頃から、中期は5月頃から勉強している。この人たちの受験番号は6で始まる。
  • 都市伝説によると短期は短期専用の合格枠がある(らしい)ので短期同士の戦いとなる。中期長期とは別枠なので、短期生は意識しなくて良い。そもそも向こうは経験時間が年単位で違うので戦いにならない。めっちゃ早くてうまい。
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【一級建築士】学科は独学か通学か?→私は安く上げたいなら通学だと思います。なぜならば、 

最近twitterを始めてみました。ブログを書くよりだいぶ気楽なので、なんかこう日々流れていくブログのネタとかをtwitterに書いていこうかと思っています。

そしてこれはこのツイートについてのブログです。

一級建築士を受けようと思い立った時に一番最初にくる分岐点、それが「学科は独学か通学か問題」です。まー最初は悩みますよね。通学は高いし、製図は通学するにしても学科は独学でいけるんじゃないかと皆さん思われるのではないかと想像します。私も当初はそう考えて、1年めは独学をしました(ちなみに私は一級二級建築士試験に3年間で都合180万円強費やして2年独学+1年通学してR3年に両方受かった人間です)(詳しくはこちら)。

しかし、全てが終わったいま、私は「素直に学科から通学した方が結局は安上がりなんじゃないの」と思っています。なぜなら、製図の授業が心底大変だからです。以下、詳しく述べます。

もくじ
1.学科は独学でいけるってよく聞くんだけど
2.製図から通学だと何が厳しいの?
3.学科から通学の利点は?
4.でも通学って高いじゃ
ん!
5.まとめ

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燃え尽きています 

先月ぐらいから燃え尽き症候群になったみたいであらゆることにやる気が起きなくて、いくら寝ても眠いし起きていても何もする気がないので、本能のままにひたすら眠って起きて会社に行って帰ってきて部屋で転がってから眠る、というような日常を送っていました。去年の日記を見てみたらこの時期は4時起きで勉強とかしていて我ながらすごいなあと思いつつも、そのせいで今これだけ燃え殻になっているわけなので、よほどいろいろ無理して勉強していたんだろうなあと思います。試験が終わってもう半年以上経っているのに、終わってからの反動すらもものすごい一級建築士、恐ろしい。

そんなわけで部屋で転がっている間はとにかくあらゆる生産的な活動をする気にならなかったので、ひたすらスマホをダラダラと見るなどして生産的でない暇つぶしをしていました。なかでも、やはりどうしても気になってしまうので今年の一級建築士を受ける方のツイートなどをよく見ていたのですが、学科受験生の方のツイートは「あーそろそろ模試だよねー」とか「法令集破りたくなるよねーわかる」とかなんかそんな感じにほほえましく眺めていられるんですけれども、製図受験生の方のツイートはなんかこう傍からみていてもしんどそうなので、製図の二年目以降ってほんと地獄だな、私一年で受かってよかったなと思ってしまいます。製図の長期は未知の世界なんですが、あのエスキス&手描き製図をこれから半年も続けるとか考えただけで絶望しかないので、短期で卒業できるならそれに越したことはないです。今年受ける皆さんにおかれましては、心置きなく令和5年を迎えるためにも全力で戦い抜いて勝ち取っていただきたいなあと思います。「ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん」の精神です。ちなみにエウレカセブンにおける私の推しはノルブとドミニクです。


そういえば学科受験生の皆さんにおかれましてはそろそろ構造力学の公式が頭から抜ける頃かと存じますが、私は対策として会社の更衣室のロッカーに公式のメモを貼り付けて無理やり思い出す ということをしていました。あらゆる壁面はノートです。ご参考まで。

それにしても今年の受験生の方はやることがあって羨ましいです。私もそろそろなんかしたい。でも何もしたくない。うう。

早く起きるコツ 

試験勉強をするために朝型の生活をしたい。分かります。眠いし寒いから早起きなんてしたくない。分かります。

早く起きるためには、早起きしても健康を維持できるだけの睡眠時間が必要です。睡眠時間を確保するには、夜更かしせずにさっさと眠るしかありません。さっさと眠るためには、夜にスマホを見ない、なるべく早く夕飯を食べる、やるべきことをさっさと終わらせる、などをするといいでしょう。そのためには、夕飯を迅速に用意する、家でやることをあらかじめ決めておく、などの工夫が考えられますが、何よりも大事なのは、家でやることをやれるだけの時間を確保するために残業をしないでさっさと家に帰ってくることです。それには会社の近くに部屋を借りる、あの人は定時で帰る人だと職場に思わせる、定時内で仕事を終わらせる、などの工夫をしたいものです。

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建築士試験をかじっていない方に「一級建築士の設計製図の試験」がどんなものかを説明する日記

去年の年末に合否が出てからこっち、会う方々から口々に「おめでとう」のお言葉を頂戴しています。ありがたいことです。そしてそのあと結構な割合で「このあとどうすんの?」とか「転職雑誌みてんでしょ?」とか言われるのですが、えっこれ私転職しないといけない流れなんですかね?一級建築士になるってそういうこと?

確かに私は一介のサブコンの図面描きなので一級建築士の肩書きは重たすぎるんですけれども、とりあえず今の会社は居心地が最高にいいし、今年から大殺界&天中殺に入るので、少なくともあと3年は今の会社でお世話になりたいところです。


それで最近、いろいろな方に一級建築士(特に製図)がいかに頭がおかしい常軌を逸した試験であるかを説明するのですが、建築士試験をかじっていない方々に製図試験の頭のおかしさ過酷さを口頭で伝えるのはなかなか困難だと分かってきました。

思い返せば私だって学科の試験の当日まで設計製図がどんな試験なのか知りませんでしたから、ましてや受験生でもなければ当然だろうと思います。そこで今回は、非受験生の方に向けて「一級建築士の製図の試験とは何をするものなのか」をプレゼンしたいと思います。

試験は10月中旬の日曜日、午前11時に始まって午後17時半に終わります。6時間30分一本勝負です。

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