2022年12月24日土曜日、クリスマスイブの週末に三陸特のCBT試験を受けてきました。わざわざこんな浮かれた日に試験を受けるなんて私ぐらいかと思っていたら、テストセンターには思いのほか人がたくさんいました。みんな勉強しててえらい。というわけで、三陸特の思い出をメモしておきます。
目次
- 試験の内容
- 受験時の知識レベル
- 受験の動機
- 全体的なスケジュールと費用
- 使った参考書
- 学習方法
- CBT試験当日のこと
- CBT化で過去問が公開されなくなったけど、参考書は参考になったのか?
- 三陸特の暗記ポイント
1.試験の内容
三陸特は「第三級陸上特殊無線技士」というのが正式名称です。総務省管轄の、電波法に基づく国家資格です。アマチュア無線の親戚みたいなやつ。これを持っていると陸上の無線局の無線設備で特定の範囲のものの技術操作ができます。具体的にはタクシーとか警察とかが使ってる無線装置とか、業務用ドローンとかです。
科目は「無線工学」と「法規」の2科目、各12問ずつの計24問を1時間で解きます。配点は一問5点の120点満点。各科目40点以上(つまり総得点80点以上)で合格となります。
試験方式は令和3年2月からCBT方式に変わりました。CBTというのは自分で好きな日を予約してテストセンターに行ってパソコンで解答するというものです。私は今回初めてCBT方式の試験を受けましたが、特にびっくりすることもない普通の試験でした。試験当日のことについては後述します。
2.受験時の知識レベル
三陸特は学問の分野でいうと無線工学です。ウィキペディアによると無線工学は電子工学の一分野だそうです。一方私はというと、受験時点では一級建築士、二級建築士、建築設備士、消防設備士(甲種1・2類)などを持っていましたがどれも畑違いの建築工学系なので、無線工学はほぼほぼ門外漢でした。オームの法則とかの電気の基礎の基礎くらいは消防設備士とかでやるから知ってるけど、たいした下駄ではない。というところからのスタートでした。
3.受験の動機
私は無線にもドローンにもぜんぜん興味はありません。それではなぜ三陸特を受けたのかというと、「甲種消防設備士」の受験資格がもらえる国家資格の中に「無線従事者」が含まれるからです。
続きを読む 【三陸特】人生初のCBT試験を受けてみたら110点で受かったっぽいので勉強方法とかをまとめておきます