私はiPhone7を使っています。使い始めたのは2017年1月22日なので、ちょうど丸2年。最近バッテリーが不穏な動きをしてきたので、昨日交換してきました。顛末をメモしておきます。
バッテリー交換前の不穏な動きの例
- 夜中に100%まで充電して、朝から使い始めて、ニュースを聞いたりメールを見たり本を読み上げたり音楽を聴いたりして通勤し、会社に着くとバッテリー残量が68%だとかになっている。
- 休みの日に音楽とか本を聴きながらぶらぶらとウインドーショッピングをして、喫茶店で音楽を聴きながらKindleアプリで本を読んだりメモアプリで書き物をしたりして1〜2時間過ごして、満足して帰途につくと、帰り道の途中で充電が切れてしまう。
- フル充電が終わって充電ケーブルを外し、何かのアプリを立ち上げるとその瞬間にiPhoneが落ちる。何が起きたのかよくわからず、とりあえず充電ケーブルを挿すと、赤いライトニング端子の今すぐに充電してよマークが出る。つまりバッテリー残量0%、フル充電終えた直後なのに。怖い。
こんな感じで電池残量が気になって、使いたいのに使えない状況が出てきました。調べたところ、バッテリーは消耗品であり、最大容量が新品時の80%に近づくと交換の頃合いだそうです。我がiPhoneは83%でした。
この画面は「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態」で出せます。
どこでバッテリーを交換するか問題
そこで何とかしようと思って、私に思いついた解決方法はこちら。
- Appleでバッテリーを交換する
- 街中のiPhone修理屋でバッテリーを交換する
- 新しいiPhoneを買う
- もういっそAndroidを買う
まずは正当にアップル公式のバッテリー交換を頼もうと、アップルストアの予約を試みました。しかし、最寄りのアップルストアは予約が取れない。それはもう見事にぜんぜん空きがない。ストアへの持ち込みが不可だと配送修理になりますが、終わるまで1週間かかるとのこと。代替機が来るのかは知らないけど、1週間も手元にiPhoneがない生活、無理!というわけでこの選択肢は断念しました。
続いて街中のiPhone修理屋を検索したところ、行ける範囲に結構たくさんお店があることがわかりました。だいたいどこも値段は5000円前後、預ける時間は30分程度で済むらしい。これは現実的。でも公式じゃないお店にiPhoneを預けるのはなんか不安。でも安くて早い。でもなんか不安。と脳内でぐるぐるして、この選択肢は保留。
続いて新品のiPhoneを買う場合。今のiPhone7を下取りに出すと、新品のiPhone XRが66,282円で買えるらしい。思ったよりは安い。でも今のiPhoneはまだ2年しか使ってないし、バッテリー以外は普通に動くし、気に入っているし、六万円もかけて乗り換えるのもなー、surfaceを買ったばっかりだし電子機器にお金を使いすぎるのもなー、と決心がつかず、保留。
とここまできて、もういっそ新品のAndroidにしたら六万円もかからないんじゃないの?と閃いたのですが、そうすると今度はiPhoneと同じSIMカードでいけるのか?とかめんどくさそうな事になりそうなので、これも保留。
と、いろいろ迷っているうちにも日に日にどんどんバッテリーがヘタってくるわけです。街のiPhone修理屋に出す不安と、バッテリーが持たないまま使い続ける不便を天秤にかけて、いよいよ不安<不便となったので、ついに腹をくくりました。もし壊れても新品を買えばいいだけで、六万円ならリスクは取れると思ったのです。
街中のiPhone修理屋に出してみた実際
会社の近くに評判の悪くない店を見つけたので、持って行ったら、すごく簡単にバッテリーを交換してもらえました。所要時間45分くらい。税込5,378円。
まず最初にお店の方に説明を聞いて、注意書きを熟読して、サインをして、iPhoneを託します。この時、ロック解除用のパスコードも伝えます。「iPhoneのここの情報を隠してください、個人情報ですからね☆」なんて事はとくに言われないので、それはもうあっさりと普通に、それまで使っていた状態でお渡しします。ケースは外すけど画面保護シートはそのままでOK。
店外で30分時間をつぶして、お店に戻ると、もう交換が終わっています。お店の方と動作確認をして、バッテリーが100%になっているのを見て、会計して終わりです。ものすごく簡単。もちろんデータの破損なんかもありませんでした。
結局、どこに不安があったのかというと
実際やってみると、お店がアップル非公認だということよりも、自分のiPhoneを人様に差し出すということへの不安の方が大きかったです。これは預け先がアップルストアだろうが非公認店だろうが変わらないですね。
まず、iPhoneが手元にないのが不安。たった30分なのに落ち着かない。しかもパスコードまで渡しているから、中身を見られ放題だというのも恥ずかしい。
いや、お店の方もプロだからそんなに客の機械の中身を隅々までは見ないんだろうけど、でも見られていたとしてもこちらからはわからないし。シュレディンガーの猫と同じで、私のiPhoneが向こうの手の中にある限り、iPhoneの中身を見られている可能性と見られていない可能性が同時に存在するのです。これだけでもう羞恥でうひゃーとなります。
よくよく考えれば、iPhoneの中には、普通人様に見せないようなところまでありとあらゆる個人情報を入れているわけで、それにしてはあまりにも無防備な状態で渡してしまったなーと後になって気付いて愕然としました。預けてる間に電話がかかってきたら嫌だなーとか、メールとかLINEの通知が来ないといいなーとか、壁紙を変な絵にしなけりゃよかったなーとか、ホーム画面のアイコンの並びが恥ずかしいとか、見せたくないアプリは隠しとけばよかったとか、今さら気づいても後の祭りなんですけど。なんかもっとこう、あれもこれも隠してきちんとお化粧してアラを隠したニュートラルな状態で持っていくべきでした。次回があったら教訓にします。
参考までに、昨日のホーム画面はこうでした。壁紙は真柏だし、アイコン配置は神経質な性格がにじみ出ているし、なんかもう。もう。
でもまあiPhoneが無事に健康になって戻ってきたので良かったです。
まとめ:iPhoneを他人に預ける場合に気を付けたいことリスト
- 電話がかかってくるかもしれないので機内モードとかにしておきたい。
- 通知のプレビューは出ないようにしておきたい。むしろ通知は画面上に出ないようにしておきたい。
- 壁紙はOS標準の無難なやつにしておきたい。
- 見せたくないアイコンは隠しておきたい。
- 設定のアイコンは絶対に使うので表に出しておきたい。
- ウィジェットにメモとかを直貼りしないでおきたい。
- アプリは全部終了させておきたい。
- 画面の指紋なんかは拭いておきたい。
- 音楽はアップルウォッチに入れておきたい。
- Suicaもアップルウォッチに入れておきたい。
理想的にはこんな感じにニュートラルにしたい。