ようやく冬休み/学校から帰ってきた後にやることメモ(一級建築士R3年試験まであと28週)

最近の私の1週間は「平日に仕事をしながら復習をして予習をして何とか宿題を全部終わらせて土曜に1週間分の食料を仕込みつつテスト勉強だの予習だのをして日曜に学校へ行く」というものなのですが、そうやって1週間を乗り越えるとその翌日からすぐに次の1週間が始まるのでなんというかもうエンドレスに目まぐるしい感じです。そうこうしているうちに雪が降ったり道路が凍ったり年末が近づいたりと世界が畳み掛けてくるのでこの1・2週間はなんだかもう訳がわからないことになっていたのですが、どうにか一昨日に仕事を、本日学校を納めてきました。冬休みばんざい!

とはいえ年末年始の休暇日程も総合資格に掌握されてしまっているし、その名もずばり「年末年始の宿題」という宿題も出たので、冬休みも勉強三昧の予定です。冬休みの宿題なんて学校かよと思いましたが、そういえば私が通っているのは学校でした。教務の方からは「明日からの2週間で最低70時間勉強せよ」とのお達しが出ました。はい。来年度の一級建築士試験に合格したいのは私なので私は私のために言われた通りに勉強します。70時間て1日何時間…?

さて、今日は現時点における「学校から帰ってきた後にやること」のルーチンをメモっておきます。

学校から帰ってきた後にやること

もくじ
1.荷物を全部出す
2.とりあえず筆記用具をしまう
3.テキスト類をしまう
4.プリント類をしまう
5.次回の講義範囲を把握する
6.今週のやることを整理する
7.いつ何をするかを決める
8.泥のように眠る

1.荷物を全部出す

学校の日の荷物は毎回すこぶる重たいです。テキスト問題集トレトレ、法規があるときは法令集を持ち込むためです。どのくらい重いのかと思って手持ちのはかりで計ってみました。

科目テキスト問題集トレトレその他教材重量の合計
Ⅰ計画480488308作品集4981774
Ⅱ環境4675313101308
Ⅲ法規758713168法令集約1300※2939※
Ⅳ構造4908302551575
Ⅴ施工6786452391562
平均574.6320.72561831.6
総合資格の教材の重さ[単位:g]

なお、法令集の重さ(表中※)は聞きかじりです。我が家のはかりは上限1kgなので測定不可能でした。だいたい一科目1.5kgくらいなので、500gの塩とか砂糖が3袋分ですね。法規は重いと思っていましたが約3キロって、2キロの米より重かったのか。そりゃあ重たいわ。

まあこういうものを持ち運ぶので当初はピラミッドの石を引張る奴隷の気分で通学していたものですが、最近はこれも本試験および製図試験のための体力づくりだと思っています。勉強だけでなく肉体管理までしてくれる総合資格のありがたいことよ。

そんなわけで鞄に入っているものをとりあえずぜんぶ机の上に出します。

実際はこのほかに水筒やらひざ掛けなども持ち込みます

2.とりあえず筆記用具をしまう

この時点で朝の9時から夜の19時まで学校に行ってきて帰宅した直後ですから、脳が疲れているわけです。ですからまずは何も考えなくていいことからしたい。ということでとりあえずペンから片付けます。具体的にはペンケースから出してペン立てに入れます。鉛筆系はマークカードを書く時くらいしか使わないので、ペンケースに入れたままです。

3.テキスト類をしまう

次に何も考えなくてもできることとして、紙を冊子系とプリント・ノート系に分けます。そして冊子系(テキスト問題集トレトレ法令集など)を棚にしまいます。

右の山がテキスト類です

4.プリント類をしまう

続いてプリント系を片付けます。ここから少し脳を使います。

プリントも毎回山盛りに持ち歩くので、私はあらかじめやる事にクリアファイルを分けています。そして学校にいる時から配布されたプリント類を仕分けしつつファイルに入れています。ファイルは
⑴定着度確認テスト=4週前の講義用
⑵達成度確認テスト=先週の講義用
⑶当日講義用
⑷その他教務用
の4種類です。

これがプリント系

4ー1.教務ファイル

まず片付けるのは⑷の教務用ファイルです。写真の青いクリアファイルです。これには授業以外の一切合切を入れており、この中の紙は内容によって行き先を変えています。

  • 講座スケジュールと次週予定表は、勉強机の後ろの壁に貼ります。こういうのはしょっちゅう見返すのでファイルにしまい込むのはナンセンスだと思っています。
賃貸ですが忍者ピンなので見逃してください大家さん
  • 教務の方による尻叩き系の紙はトイレに貼ります。
いつでも受験生気分を忘れません
  • 有料オプション講座のチラシとかは棚の中の「その他」コーナーにある「保存用の教務ファイル」に入れます。
  • 残るは、この先にやる宿題系の紙です。これらはそのまま棚に収納してしまうと埋没して忘れてしまうので、まずは合格ダイアリーにやることメモとしてメモります。その後、棚の中の「未来」コーナーに収納します。
  • 空いたクリアファイルは、棚の中の「資材」コーナーに戻します。

「未来」だの「資材」だのの自分にしかわからない用語を出しましたが、私の勉強道具置き場は下の写真のような感じです。最上段の右側が「未来」および「資材」、左が「現在」コーナーです。2段目は「過去」とテキスト類置き場。写真では見切れていますがこの下に3段目があって、そこには使用頻度の低い「その他」コーナーやR2年度(今年)に落ちた時に使っていた縁起の悪い教材類を入れています。

透明アクリルの仕切りは無印良品、白い箱はApplewatchが入っていたやつです

4-2.テスト対策ファイル×2

⑴⑵はしまう前にまず、当日のテスト結果を見直します。間違えたりあいまいだった選択肢があれば、間違えノートを書きます。これは2度と間違えないため&本試験前に自分の苦手問題を見直すためです。ノートの書き方はいずれ気が向いたら書きます。

全てのテストの問題肢を処理し終えたら、棚の中の該当週の講義フォルダに戻します。

(1)の定着度確認テストが終わった科目はしばらく使わないので、フォルダを棚の中の「過去」コーナー(2段目)に移します。空いたクリアファイルは「資材」コーナー行きです。

4-3.当日講義ファイル

⑶も同じく間違えノートを作ります。それが終わったら、新しくフォルダを作ります。フォルダといいましたが、私は角2封筒を半分に切ったものを使っています。手軽だし上半分が空いているので中身が見やすくてクリアファイルよりも扱いやすいです。作ったフォルダ(というか封筒を切った袋)は棚の「現在」コーナーに収納します。

講義では先生特製ドリルなどの宿題が出ることがありますので、そういうものがあればダイアリーのやることメモに追加しておきます。

あらゆる情報はとりあえずダイアリーに収束させます

なお、(1)(2)(3)のクリアファイルは、間違えノートを作り終わるまでは棚にはしまいません。机の上に出しておきます。棚に入れてしまうと面倒臭くて間違えノートを書かないからです。私は片付け魔なので、机の上に物が出しっぱなしなのを不快に感じるという性質があり、これを利用して強制的に間違えノートを書かざるを得ないようにしています。なんといっても間違えノートを書くのは面倒だし自分の間違えに向き合うのは苦々しい気分になるのででやりたくないからです。でも間違えノートを作ると受かると先生がおっしゃっていたので粛々と真似しています。私は来年の試験に受かりたいというか受かるので、そのために良さそうなことは全部やるのです。なんといっても今年の試験は独学で落ちたので、自分のやり方を繰り返すのでは未来がないとわかっていますから、周りにいる合格した先達のノウハウをことごとく真似しようと思っています。一級建築士試験は情報戦なのです。

5.次回の講義範囲を把握する

プリント類をほぐしたら、次は次回講義の準備をします。講座スケジュール表を見て次回の科目と範囲をチェックします。テキストと問題集とトレトレの該当範囲に印をつけます。具体的には、テキストの見出しのところに付箋を貼り付けます。そして問題集とトレトレの該当問題番号をマーカーで塗ります。

テキストの見出しに付箋を張り付けた様子

テキストチェックができたら、次回講義の予習ワークやらプレテストなどのプリント類を棚の「未来」コーナーから「現在」コーナーに移します。これで、棚の中の「現在」コーナーには今週やるべき5回分の講義資料が並びます。

講義フォルダは1週間が終わったら1つずつ左にずれていき、定着度確認テストが終わったら下段に落ちるという運用です。アクリル仕切りの右端はダイアリーの定位置なので空けています。

6.今週のやることを整理する

モノの整理が終わったので、次にするのはやることの整理です。合格ダイアリーと自前のスケジュール帳を出します。

ダイアリーさまとスタプラさまさま

ダイアリーには次週までのやる事がびっしりとかいてあるはずです。学院があらかじめ用意した項目に加えて、手順4でもあれこれ追記したはずですから。これが今週やる事なので、まずはこれを自前のスケジュール帳に転記します。というのも、学院の合格ダイアリーは重たくて持ち歩きたくない&時間を細かく記録できないので、私は母艦と位置付けて家に置きっぱなしで運用しているからです。代わりに日常の時間管理と記録に使っているのがコクヨのキャンパスノートの週間スタディプランナーです。

これは10分単位(書き方によっては1分単位にもなる)で24時間記録できるという画期的なノートで、しかも薄くて小さくて軽くて安い。さすが天下のコクヨ。受験生のニーズを的確に汲み取った逸品です。コクヨさんの商品企画はいい仕事をなさる。見習いたい。ちなみに今計ったら合格ダイアリーは360g、コクヨのプランナーは80gでした。ありがとうコクヨ。

使用者が朝方だろうが夜型だろうが全部受け止めてくれる頼もしさよ

まあとにかく、スタディプランナーの左列に今週やることを書き出します。

7.いつ何をするかを決める

やることを書き出したら、次にいつ何をするかを考えてざっくりと各日に書き出していきます。私の普段の勉強時間は朝昼晩に分かれるので、いつもはなんとなく上から朝昼晩と3段に分けて書いています。しかし今週は冬休みなので日程がイレギュラーで書きにくいな。

学校から帰ってきた日は1日勉強してきて脳も肉体もものすごく疲れているんですが、とにかくここまでを当日中に終わらせるようにしています。ここまでやらないと翌朝に何を勉強したらいいか分からなくなって時間がもったいないからです。

8.泥のように眠る

ここまで終わらせたら、あとは明日の私が頑張るので、今日の私は営業終了です。明日に疲れを残さないためにもお風呂に入ってさっさと眠ります。

私は学校の日は夜に勉強はしません。40代は無理せずに睡眠で気力体力を回復させるのが優先だからです。というかいつもは翌日から普通に仕事なのでさっさと眠らないと体がもたない。1日無理をするとその後3日響くのが40代なのです。

労働者は体が資本ですから、労働を再生産するための行動=休息をとるのは労働者の義務です。勤労して納税するのは日本国民の義務であり、私がならんとしている一級建築士は国家資格なのでことさらに国家の法は遵守せねばならない。今日もよく勉強しました。おやすみなさい。

投稿者:

たかは志

建築設備士・一級建築士ブロガーで、サブコンのCADの人です。好きなダクトは給気ダクト。 一級建築士の戦績はR2学科独学74点不合格→2020秋から総合資格に通学→R3学科97点でそのまま製図ストレート合格しました。 ストレングスファインダーのトップ5は学習欲、収集心、責任感、内省、親密性です。よろしくお願いします。

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