最近、眼鏡からコンタクトに変えました。1日使い捨てのソフトレンズです。
きっかけは、11月下旬にイメージコンサルタントに行ったことです。そこでコンタクトにしたら?とアドバイスされたので、ほうほうそうかプロの意見はきいてみるかと思ってレンズを購入し、会社につけていくようになって三週間ほど経ちます。今のところ付け心地は快適です。
コンタクトは昔、高校~20代前半頃にも使っていました。私は近視と乱視なので、当時はハードレンズしか選択肢がありませんでした。しかし、ハードは硬いので仕事で一日中モニタを見続けると目が疲れるし、なぜか洗っても洗ってもレンズが汚れてしまうので、使うのをやめてしまった経緯があります。今の会社にはその後に入ったので、職場の人にとって私は眼鏡の人でした。
そして今週、月例会議のため、普段別の事業所にいる方々がやってきたのですが、みなさん顔を合わせて二言目に「眼鏡やめたの?」と、おもしろいくらいに全く同じ反応だったので、よほど私=眼鏡だったんだな、とびっくりしました。普段、髪型を変えた程度では何も気づかないような人までみんな、眼鏡を外したことには気づくのです。
そこで思い出したのが、先週末に買ったsurfaceです。Microsoftのかっこいいノートパソコンです。これには顔認証機能が付いているのですが、週末にセットアップした時、私は眼鏡をかけていました。
そして眼鏡をかけた状態だと、surfaceはあっという間に、体感で1秒もかからない位の速さで私の顔を認識してログインしてくれます。iPhone 7の指紋認証も初めて使った時は便利だなぁと思いましたが、顔認証はそれよりもはるかに楽ちんです。
しかしながら、コンタクトの状態だとこの顔認証がはじかれてしまうのです。surfaceよ、お前も眼鏡がない私は私でないと言うのか。これはいよいよ、私=眼鏡なのかもしれない。と、思い始めています。
私は小学生の頃から視力が悪いので眼鏡を当たり前になんとなくつけていたのですが、眼鏡というのはこちらが思っているよりはるかに、人にも機械にも与える印象が大きいようです。眼鏡を使って約30年、眼鏡を外したことによって眼鏡の偉大さを改めて思い知った、平成最後の冬です。